自分だけではなく残される人への配慮も大切にした墓地選びの説明
墓地は自分だけが利用するのではなく、残された家族が管理や墓参りといった形で関わることになります。購入する時は自分の都合や好みだけで選ばずに、後に残される人のことも考えて選びましょう。家族と意見が合わず衝突してしまうこともありますが、一方的に意見をごり押ししてしまうと後々までわだかまりが残ってしまいます。
わだかまりが残ったまま購入した墓地では、素直な気持ちで墓参りすることができませんから、一方的な意見の押し付けは避けて皆が納得する墓地を選びましょう。
墓地の購入で意見が割れるポイントが価格です。墓地の価格は数百万円以上するものも珍しくなく、高額な買い物になりますから意見が割れやすいポイントとなっています。
墓地の価格を検討する時は、総額でいくらかかるのかを計算しなくてはいけません。
墓地の利用料金に当たる永代使用料や墓石の価格にばかり目が行きがちですが、毎年定期的に管理料を請求されることもあります。
永代使用料や墓石価格が安くても、管理料が高い所を選んでしまっては後に残された人たちの負担が大きくなってしまいます。
そのほかにも場所が離れていれば交通費も必要になりますし、管理する寺の檀家になったのであれば寺の修繕費などなにかと費用がかかることになります。